他人のルールで仕事をすると面白くない | それゆけ西表島

他人のルールで仕事をすると面白くない

プログラマは依頼(要求)に従って動く事が多いため、何かと受身になりがちである。何が来ても大丈夫なようにスキルを身に付ける、という発想はいいのだが、ある意味他力本願というか、仕事は他人任せとなってしまう。

毎回他人のルールで仕事をしていると、無駄なことも苦手なことも許容する羽目になる。無理な仕事で燃え尽きたり、犯罪の片棒を担がされたりすることもあるかもしれない。

似たような仕事は2度こないというのは、ソフトウェア開発の現場においてはよくある話だが、宣伝もしてないのに別の人から似たような仕事を頼まれる方がおかしい。

自分の得意分野の仕事ができるようにするためには、社内社外を問わず営業してまわるか、誰かに頼んで営業してもらうしかない。こういう仕事なら他社よりアドバンテージがあるので、安く早くできますというのは自分の売りになる。

自分を売り込むというよりは、自分を知ってもらうということが大事だ。誇大広告をする必要はないが、必要以上に謙遜していてはいつまでたっても本当の能力が伝わらない。

結局のところ、プログラマは得意分野を生かそうと思ったら、コミュニケーションスキルが必須ということだ。ちゃんと仕事をするということより前に、どうやって得意分野を生かせるような仕事を取るか、を考えて実行したほうが、よりいい仕事ができるのではないだろうか。